読書雑記その1〜「涼宮ハルヒの憂鬱」〜
初めまして、politan0509です。ブログ超初心者ですが、日々の中で読んでいった本の感想諸々を、駄文ながら綴っていきたいと思います。
目次
1.「涼宮ハルヒシリーズ」とは
2.この本との出会い
3.感想
1.「涼宮ハルヒシリーズ」とは
「涼宮ハルヒの憂鬱」、サブカルチャーに疎い人でも名前くらいは聞いたことがあるかもしれません。
以下が作品の概要です。(カバー裏より抜粋)
“「ただの人間には興味がありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」高校入学早々ぶっ飛んだ挨拶をかましたえらい美人、涼宮ハルヒ。誰もが冗談だと思うこの言葉が大マジだったことを、俺は身をもって知ることになる。ハルヒと出会ってしまったことから、気づけば俺の日常は非日常になっていて!?”
ちなみに、このライトノベルは高校の英語の教科書の題材にもされていて、筆者もこの教科書で英語の勉強をしたかったな、と思いました。(筆者は現役の学生です)
2.この本との出会い
筆者自身、アニメやラノベは、有名どころをおさえている程度なのですが、今のご時世星の数ほどある作品からなぜこの作品を選んだのか軽く説明していきたいと思います。
理由1→アニメの挿入歌「God knows...」にハマったから
文字で説明するより、直接聞いた方が早いです。先ずは聞いてみてください。
(YouTubeのリンクです。)
どうでしょう?この曲の背景とか諸々は置いておいて、(筆者もアニメは未読です)なんとなくグッと来るものがありませんでしたか?筆者は涼宮ハルヒシリーズを読む前にこの曲を聞いたのですが、それはもう一瞬でハマりました。今では音楽プレイヤーにこの曲を入れ、ほぼ毎日聞くほどになりました。
理由2→角川文庫よりリニューアル出版されたから
上記のように、「挿入歌は知っているが作品本編は知らない」という不思議な状態だった筆者ですが、
2019年1月ごろに角川文庫からリニューアル版(リニューアル前はライトノベルとして角川スニーカー文庫から出版されていました)が出版されていたことを知りました。この好機を逃すわけにはいかない、と本屋へ駆け込み、この本を手に入れて今に至る、というわけです。
3.感想
さて、本屋へ駆け込んだ後、実際に読んでみた次第ですが、簡単な感想としてはやはり「面白い」の一言に尽きます。しかし、それだけではこのブログで
語る意味がないため、特に強く感じたものを語っていきたいとおもいます。
ヒロイン「涼宮ハルヒ」の人物像と筆者の所感
(Wikipediaより抜粋)
“(中略)また退屈を嫌っており、何か面白い事をいつも探している。”
“実は世界に影響を与えるほどの巨大な力を持っている。(中略)ハルヒの力は「自分の都合の良いように周囲の環境情報を操作する力」、「何もないところから情報を生み出す力」であると推測されている。(中略)いずれにせよ、ハルヒ本人は自分の持つ巨大な力を全く自覚していない。”
上記のような涼宮ハルヒの能力、性格がさまざまな事件を引き起こし、それに周囲が巻き込まれていくのがこの作品の醍醐味なのですが、筆者はこの作品を読んでいく中で、この涼宮ハルヒのという人物に
憧れを抱きました。なぜなら、彼女は作中で
(本編より抜粋)
“『果報は寝て待て。』昔の人は言いました。でも、もうそんな時代じゃないのです。地面を掘り起こしてでも、果報は探し出すものなのです! だから、探しに行きましょう!”
のような発言をしていて、彼女のエネルギッシュさ、豪胆さに惹かれたからです。
少し自分語りになりますが、筆者はこの「涼宮ハルヒ」という人物とは正反対だと自覚しています。基本ネガティブ、小心者で、石橋を叩きすぎて壊すような人物です。そんな筆者ですが、この作品の「涼宮ハルヒ」という人物を見ることで、なんとなく勇気をもらえるような気がしました。
また、涼宮ハルヒは「退屈、平凡」を嫌い、作中さまざまな行動を起こすのですが、筆者はこれを見て
「あぁ、人生を楽しんでいる人ってこういう人のことを言うんだろうな」と思いました。「何かをしなければ行けないからこうする」のではなく「自分がこうしたいからこうする」、そんな理念を感じました。
あとがき
筆者の表現力ではこの作品の魅力をまだまだ十分に伝えきれませんでしたが、強いて言うなら
「ライトノベルだからとか関係なく、人に勧められる名作」
と断言できます。もし興味があれば、是非どうぞ。
politan0509